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反り腰の改善を目指して「ピラティス ニュートラル 反り腰」と検索している方も多いのではないでしょうか。ピラティスでは、正しいニュートラルポジションを意識することが重要です。これは、骨盤と背骨が自然な位置にある状態のことで、立位や仰向けなど、さまざまな姿勢で維持する必要があります。しかし、「ピラティス ニュートラル 難しい」と感じる方も多いのが実情です。特に、腰が反りやすい方にとっては、正しいポジションを取ることが難しく感じることがあるでしょう。
ピラティスでは、このニュートラルポジションともう一つ「インプリントポジション」が存在します。ピラティス ニュートラル インプリントは、目的に応じて使い分ける姿勢です。ニュートラルポジションが骨盤を自然な位置に保つのに対し、インプリントポジションは腰椎を床に押し付けて安定感を高めます。特に、ピラティス 反り腰の改善には、この使い分けが重要になります。
また、日常生活でも骨盤 ニュートラルポジションを意識することは、正しい姿勢を保つための鍵です。立位での姿勢や座位での姿勢でも、骨盤が前後に傾かないように意識することで、反り腰の原因となる腰への過剰な負担を減らすことができます。
本記事では、ピラティスのニュートラルポジションの基本から、立位や仰向けでの取り方、インプリントとの違い、さらに反り腰改善のための具体的なエクササイズまで詳しく解説していきます。反り腰を根本から改善し、無理のない自然な姿勢を手に入れたい方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
記事のポイント
ピラティスのニュートラルポジションの正しい取り方と反り腰改善の関係
ニュートラルポジションとインプリントポジションの違い
立位や仰向けでのニュートラルポジションの意識方法
反り腰を改善するためのピラティスエクササイズとストレッチ方法
ピラティスのニュートラルポジションとは?
骨盤のニュートラルポジションの重要性
ニュートラルポジションと姿勢改善の関係
立位でのニュートラルポジションの取り方
仰向けでのニュートラルポジションのコツ
ピラティスのニュートラルは難しいのか?
ピラティスにおいて「ニュートラルポジション」とは、骨盤と背骨が自然な位置にある、最も安定した姿勢のことを指します。これは、特にピラティスの基本姿勢として重要であり、多くのエクササイズで基礎となるポジションです。ニュートラルポジションを正しく取ることで、体幹(コア)がしっかりと安定し、無理のない動きができるようになります。
具体的には、仰向けになって膝を立てた状態で、骨盤が床に対して水平になり、背骨の自然なS字カーブが保たれている状態が理想です。このとき、腰と床の間には手のひら一枚分程度の隙間があることが目安です。これは、背骨の自然な前弯(腰の反り)が維持されていることを示しています。また、立った状態でのニュートラルポジションでは、耳、肩、腰、膝、足首が一直線に並んでいるのが理想的です。
ニュートラルポジションを理解することで、ピラティスの動きの質が大きく変わります。なぜなら、この姿勢は体の各部位が自然な位置で支えられ、無駄な力を使わずに動作が行えるからです。逆に、この姿勢が崩れると、特定の筋肉に過剰な負担がかかり、腰痛や関節痛の原因になりかねません。特に反り腰の方は、ニュートラルポジションが正しく取れていないことが多く、腰への負担が集中しやすくなります。
また、ニュートラルポジションを維持するためには、腹筋や背筋、骨盤底筋といった体幹の筋肉が正しく機能する必要があります。これらの筋肉をピラティスのエクササイズで強化することで、自然にニュートラルポジションが取れるようになり、日常生活でも姿勢の改善が期待できます。日々の動作で意識的にニュートラルポジションを取る習慣を身につけることで、腰痛の予防や体のバランス改善にもつながるでしょう。
骨盤のニュートラルポジションは、体全体のバランスを整えるための基礎的な姿勢です。ピラティスでは、このポジションを「骨盤が前傾も後傾もしていない、自然な位置にある状態」と定義しています。骨盤は背骨の土台として機能しており、骨盤の位置が崩れると、自然な背骨のカーブが失われてしまいます。結果として、腰痛や背中の張り、姿勢の崩れにつながります。
具体的には、ニュートラルポジションを取ることで、背骨が本来持つS字カーブを保てるようになります。このS字カーブは、体重を効果的に分散させ、関節や筋肉への負担を軽減する役割を果たしています。特に長時間座る仕事や立ち仕事の多い方は、骨盤が前後に傾きやすく、無意識のうちに姿勢が崩れてしまいがちです。しかし、ピラティスのエクササイズを通じてニュートラルポジションを意識することで、自然な姿勢をキープしやすくなります。
さらに、骨盤のニュートラルポジションを意識することで、インナーマッスル(深層筋)が活性化され、体幹が安定します。インナーマッスルは、腹筋や背筋、骨盤底筋といった深層の筋肉で構成されており、これらがしっかり働くことで姿勢が整い、動きもスムーズになります。逆に、これらの筋肉が弱くなると、骨盤が前後に傾き、体全体のバランスが崩れ、腰痛や肩こりを引き起こす原因となります。
一方で、骨盤のニュートラルポジションを保つのは簡単ではありません。特に、長時間の座り仕事やデスクワークを続けていると、骨盤は自然と後傾しがちです。また、筋力の低下や体の柔軟性の不足によっても、ニュートラルポジションが取りにくくなります。そのため、日常生活の中でも意識的に骨盤の位置を整える必要があります。ピラティスのエクササイズは、これを習慣化するのに非常に効果的です。
骨盤のニュートラルポジションを維持することで、正しい姿勢を保ちながら日常生活を送ることができ、長期的な健康維持にもつながります。さらに、体幹が安定することでスポーツや運動時のパフォーマンスも向上するため、幅広いメリットを享受することができるでしょう。
ニュートラルポジションは、姿勢改善において非常に重要な役割を果たします。正しいニュートラルポジションを維持することで、背骨の自然なカーブが保たれ、体の重心が整います。この整った重心があることで、日常生活においても無理のない動作が可能になり、長時間立っていても疲れにくくなります。また、ニュートラルポジションが安定していると、腰や肩、首に余計な負担がかかりにくくなるため、慢性的な腰痛や肩こりの予防にも効果的です。
具体的には、ニュートラルポジションを意識することで、立っているときには耳、肩、腰、膝、足首が一直線に並び、バランスの取れた姿勢を維持できます。座っているときも背筋が伸び、骨盤が後傾しないため、デスクワークでの疲労感が軽減される効果が期待できます。特に反り腰の方は、骨盤が前傾してしまうため、腰椎への負担が増えがちです。しかし、ニュートラルポジションを習得することで、自然なカーブが維持され、腰への負担を減らすことが可能です。
ただし、ニュートラルポジションを維持するにはコツが必要です。多くの人は、無意識のうちに姿勢が崩れてしまうことが多いため、日常生活でも意識的に体の位置を整える練習が求められます。ピラティスでは、このニュートラルポジションを保ちながら動くエクササイズが多く取り入れられています。これにより、筋肉のバランスが整い、自然な姿勢の維持がしやすくなります。
姿勢改善を目指すなら、ピラティスでニュートラルポジションを身につけることが有効です。正しい姿勢が習慣化されると、体への負担が減り、疲れにくくなるだけでなく、見た目の印象も良くなります。さらに、骨盤や背骨の位置が整うことで、内臓の働きもスムーズになり、健康面でも多くのメリットが得られるでしょう。
立位でのニュートラルポジションは、ピラティスにおいて最も重要な基本姿勢の一つです。この姿勢が正しく取れることで、日常生活での動きが楽になり、腰痛や肩こりの予防にもつながります。また、全身のバランスが整い、効率的なエクササイズが可能になります。
具体的な取り方としては、まず足を肩幅程度に開き、足裏全体でしっかりと地面を感じるように立ちます。このとき、かかと、足の親指、小指の3点で体重を支えるイメージを持つと安定します。次に、膝は軽く緩め、ロックしないように注意します。膝が伸び切ってしまうと、骨盤が前傾したり後傾したりしてニュートラルポジションが崩れてしまうためです。
骨盤の位置も重要です。骨盤が前傾(前に倒れている)や後傾(後ろに倒れている)していないかを確認しましょう。具体的には、骨盤の出っ張り(ASIS)と恥骨を結んだ三角形が地面に対して垂直になっているのが理想です。この状態がニュートラルポジションで、腰の自然なS字カーブが保たれます。
さらに、上半身の姿勢にも注意が必要です。背骨をまっすぐに伸ばし、肩はリラックスして下げます。胸を張り過ぎず、自然な位置で保つことがポイントです。首もまっすぐに保ち、耳、肩、腰、膝、足首が一直線上に来るように意識しましょう。このラインが整うことで、体に無理な負担がかからず、長時間の立位でも疲れにくくなります。
ニュートラルポジションが正しく取れるようになると、歩行や日常の動作がスムーズになり、腰や膝への負担が軽減されます。また、重心が整うため、スポーツや運動のパフォーマンスも向上します。最初は難しく感じるかもしれませんが、鏡を使ってチェックしたり、ピラティスの基本エクササイズを繰り返すことで、少しずつ身についていくでしょう。
仰向けでのニュートラルポジションは、ピラティスの基礎を固める上で欠かせない姿勢です。仰向けで骨盤と背骨をニュートラルに保つことで、体幹が安定し、エクササイズの効果が高まります。また、背骨の自然なS字カーブを維持することで、腰や首への負担も軽減されます。
まず、仰向けに寝て膝を立て、足を肩幅程度に開きます。このとき、足裏全体がしっかりと床につくように意識してください。次に、両手を骨盤の上に置き、骨盤の出っ張り(ASIS)と恥骨を結んだ三角形をイメージします。この三角形が床に対して水平になっている状態がニュートラルポジションです。もし、骨盤が前傾している場合は手のひらが腰の下にすっぽり入ってしまい、後傾している場合は手が入らなくなります。手のひらが一枚入る程度の隙間が目安です。
さらに、背骨のカーブにも注目しましょう。仰向けになったとき、頭、胸、仙骨(骨盤の中央の骨)は床に接地し、腰と床の間に自然な隙間ができます。この隙間が正しく保たれていることで、背骨のS字カーブが維持され、無理な圧力がかからなくなります。
肩の位置も大切です。肩はリラックスして床に沈むように意識し、肩甲骨が床にしっかりついている状態を確認します。首も自然なラインを描くようにし、顎を引きすぎないように注意しましょう。これにより、頭、肩、骨盤が一直線に整います。
仰向けでのニュートラルポジションが安定すると、ピラティスの多くのエクササイズがより効果的になります。体幹が安定するため、腹筋や背筋が効率よく鍛えられ、姿勢の改善にもつながります。特に、腰痛持ちの方や姿勢を改善したい方には、このポジションをしっかり習得することをおすすめします。毎日数分の練習を積み重ねることで、正しい姿勢が自然に身につくでしょう。
ピラティスのニュートラルポジションは、初めての方には少し難しく感じるかもしれません。それは、私たちの日常生活の中で正しい姿勢を意識する機会が少ないためです。多くの人は、デスクワークやスマートフォンの使用によって姿勢が前かがみになり、骨盤も前傾または後傾のどちらかに偏りがちです。そのため、いざ「ニュートラルポジションを取ってください」と言われても、感覚がつかめず、どの位置が正しいのか分からないことが多いのです。
実際、ニュートラルポジションを取るためには、骨盤が正しい位置にあることが重要です。骨盤の出っ張り(ASIS)と恥骨が同じ平面にあり、背骨が自然なS字カーブを描いている状態が理想です。しかし、日常的な悪い姿勢の積み重ねで、この感覚を失ってしまっていることが多く、最初は「これで合っているのだろうか」と不安になることも少なくありません。
ただし、ピラティスのエクササイズを続けることで、このニュートラルポジションの感覚は次第に身についていきます。例えば、仰向けでの骨盤の位置を確認する練習や、立位での重心の取り方を意識することで、少しずつ正しい姿勢を身につけることができます。特に、エクササイズ中にインストラクターが指導してくれる場合、自分がどのように動いているかを理解しやすくなり、早く身につけることができます。
また、ニュートラルポジションが難しく感じる原因の一つとして、インナーマッスルの弱さが挙げられます。体幹の筋肉が十分に働いていないと、骨盤が前後に傾きやすく、正しい位置を保つのが困難になります。そのため、ピラティスのエクササイズでインナーマッスルを鍛えることが重要です。筋肉が強化されることで、骨盤の位置が安定し、ニュートラルポジションも取りやすくなります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し練習することで少しずつ体に馴染んでいきます。毎日数分でもニュートラルポジションを意識することで、正しい姿勢が身につき、エクササイズの効果も高まるでしょう。ニュートラルポジションが難しいと感じたとしても、諦めずに続けることが大切です。
ピラティスと反り腰の関係について
ピラティスのインプリントとニュートラルの違い
ニュートラルポジション中に反り腰になる原因
反り腰改善に効果的なピラティスエクササイズ
日常生活でのニュートラルポジションの意識
反り腰改善を加速させるストレッチ方法
ピラティスは反り腰の改善に非常に効果的なエクササイズとして知られています。反り腰とは、骨盤が前方に傾き、腰の部分が過剰に反っている状態のことです。この姿勢が続くと、腰椎に過度な圧力がかかり、腰痛や姿勢不良の原因となります。特にデスクワークや長時間の立ち仕事をしている方に多く見られ、放置すると慢性的な腰痛につながることも少なくありません。
ピラティスが反り腰に効果的な理由は、体幹の筋肉、特にインナーマッスルを強化することで、骨盤の位置を正しく整えるためです。反り腰の原因は、腹筋や骨盤底筋などの深層筋が弱くなり、腰の反りを支えられない状態にあることが多いです。また、腸腰筋(股関節を支える筋肉)の硬さも一因です。ピラティスでは、これらの筋肉を効果的に鍛えることで、骨盤を正しい位置に戻し、反り腰を改善していきます。
具体的なエクササイズとしては、「ペルビックカール」や「ロールダウン」があります。ペルビックカールは、仰向けで膝を立てた状態から骨盤を持ち上げる動きで、腹筋や背筋を同時に鍛えることができます。ロールダウンは背骨を一つずつマットに沈めていく動作で、腰椎の柔軟性を高めながら、体幹の筋肉を意識的に使います。これらの動作は、腰への負担を軽減し、骨盤をニュートラルポジションに近づける効果があります。
一方で、ピラティスを正しく行わない場合、反り腰が悪化することもあります。例えば、骨盤が正しい位置にないまま動作を繰り返すと、腰の反りが強調され、負担が増えてしまうのです。これを防ぐためには、インストラクターの指導のもと、正しいニュートラルポジションを意識しながらエクササイズを行うことが大切です。
このように、ピラティスは反り腰の改善に大きな効果をもたらしますが、正しいフォームで行うことが重要です。日常生活でもニュートラルポジションを意識することで、腰痛の予防や姿勢改善にもつながります。定期的なピラティスの実践によって、反り腰のない健康的な体を手に入れましょう。
ピラティスのエクササイズでは、よく「インプリント」と「ニュートラル」というポジションが登場します。この二つは骨盤の位置の違いを示しており、目的や体の状態に応じて使い分けることが重要です。
まず、「ニュートラルポジション」とは、骨盤が自然な位置にある状態のことを指します。仰向けで寝た際に、骨盤の出っ張り(ASIS)と恥骨が同じ平面にあり、腰と床の間に手のひら一枚分の隙間ができるのが理想的な状態です。この姿勢では、背骨の自然なS字カーブが保たれ、体のバランスが整います。ピラティスの基本姿勢として推奨されており、体幹を安定させるエクササイズの基礎となります。
一方で、「インプリントポジション」は、骨盤が少し後ろに傾いた状態です。仰向けになった際に、骨盤を軽く後傾させて腰と床の隙間をなくし、腰椎をマットに密着させる形になります。主に、足を浮かせたエクササイズや腰に負担がかかりやすい動きの際に使用されます。インプリントポジションにすることで、腰への負担が軽減され、体幹の安定感が増します。
どちらを選ぶべきかは、エクササイズの目的や個々の体の状態によって異なります。例えば、腹筋を鍛えるレッグレイズやダブルレッグストレッチでは、腰が反りやすいためインプリントポジションを取ることで安全に行えます。一方で、全身のバランスを意識したエクササイズや、体幹の安定性を高める動きではニュートラルポジションが適しています。
さらに、腰痛がある場合や体幹の筋力がまだ十分でない場合は、インプリントポジションの方が安全です。逆に、ピラティスに慣れてきて体幹が安定してきたら、ニュートラルポジションに移行することで、より効果的に筋肉を鍛えることができます。
ピラティスの動きの中で、どちらのポジションを使うべきかを理解することで、エクササイズの効果が大きく変わります。それぞれの特性を知り、正しく使い分けることで、無理のない効果的なトレーニングが可能になるでしょう。
ピラティスでニュートラルポジションを意識しているのに、なぜか反り腰になってしまうことは少なくありません。この原因はいくつかの要因に分けられますが、主に筋力のアンバランスと姿勢の癖に起因します。
まず、筋力のアンバランスです。日常生活の中で、腹筋と背筋のバランスが崩れている場合、ニュートラルポジションを意識しても腰が過剰に反ってしまいます。特に、腹筋が弱い場合、骨盤が前傾しやすく、腰の反りが強調されることが多いです。これは、インナーマッスル(深層筋)が十分に機能していないためで、背骨を正しく支える力が弱いことが原因です。
また、姿勢の癖も原因の一つです。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で前かがみの姿勢が続くと、骨盤が前傾した状態で固定されてしまいます。その結果、ニュートラルポジションを取ったつもりでも、実際には反り腰になっているケースが多く見られます。
他にも、柔軟性の問題も影響します。特に、腸腰筋や大腿四頭筋が硬くなると、骨盤が前に引っ張られ、腰が反ってしまいます。これにより、ニュートラルポジションの維持が難しくなり、腰椎に過度な負担がかかってしまうのです。
このような問題を解決するためには、インナーマッスルを強化するピラティスのエクササイズが有効です。例えば、腹横筋を鍛える「プランク」や骨盤を安定させる「ペルビックカール」などがあります。また、ストレッチを取り入れて腸腰筋や大腿四頭筋を柔らかくすることも大切です。
ニュートラルポジションを保つのは簡単ではありませんが、正しいフォームを意識し、定期的なエクササイズを行うことで徐々に改善されていきます。反り腰に悩んでいる場合は、まず自分の姿勢をチェックし、適切な筋力バランスを目指しましょう。これによって、腰痛の予防や姿勢の改善が期待できます。
反り腰を改善するためには、ピラティスのエクササイズが非常に効果的です。ピラティスは、インナーマッスル(体幹の深層筋)を鍛えることで骨盤の位置を整え、正しい姿勢を取り戻すことを目的としています。反り腰の原因は、骨盤が前傾し、腰椎が過度に反っていることが多いため、この骨盤の位置を正しく保つための筋肉を鍛えることが重要です。
まずおすすめしたいエクササイズは「ペルビックカール」です。仰向けになり、膝を立てて足を床につけた状態で行います。息を吐きながら骨盤を持ち上げ、背骨を一つずつ床から離していきます。このとき、腹筋とお尻の筋肉を意識することがポイントです。背骨を一つずつマットに戻す動作も丁寧に行うことで、骨盤の動きと背骨の柔軟性が高まり、自然なS字カーブが作られます。
次に効果的なのが「ヒップロール」です。このエクササイズは、骨盤の前後の傾きを調整することで、反り腰の改善を促します。仰向けに寝て膝を立て、両足を肩幅に開きます。骨盤を前後にゆっくり転がすように動かし、ニュートラルポジションとインプリントポジションを意識します。この動作を繰り返すことで、骨盤の位置を正しく認識できるようになり、自然な姿勢が取りやすくなります。
さらに「プランク」も反り腰改善には効果的です。プランクでは腹筋、背筋、体幹全体を使って体を支えるため、骨盤が正しい位置に固定されやすくなります。体を一直線に保つことで、腰の反りを防ぎ、インナーマッスルが強化されます。ピラティスでは、特に「フロントサポート」と呼ばれるプランクの変種が推奨されており、肩甲骨の安定や体幹の引き締めにも役立ちます。
ピラティスのエクササイズを継続することで、反り腰の原因である骨盤の前傾が改善され、正しい姿勢が身につきます。特に、ニュートラルポジションを意識した動きは、日常生活での姿勢維持にも大きな効果があります。定期的なトレーニングを積み重ねることで、反り腰による腰痛や疲れも軽減されるでしょう。
反り腰を改善し、正しい姿勢を維持するためには、日常生活の中でニュートラルポジションを意識することが大切です。ピラティスのエクササイズで身につけたニュートラルポジションを、日々の動作の中で活かせるようにすることで、腰への負担が減り、体のバランスも整います。
まず、立っているときのニュートラルポジションの取り方を確認しましょう。足を肩幅に開き、膝を軽く緩めて立ちます。かかと、親指、小指の三点で地面を捉えるように体重を分散させ、骨盤が前後に傾かないよう意識します。骨盤の出っ張り(ASIS)と恥骨が同じ平面にあるかを確認し、背骨の自然なカーブを保つようにしましょう。耳、肩、腰、膝、足首が一直線に並んでいる状態が理想です。
次に、座っているときもニュートラルポジションを意識します。椅子に深く腰掛け、背もたれに頼りすぎず、自分の筋肉で背筋を伸ばすようにします。骨盤を立て、腰椎のカーブが自然な状態をキープすることで、長時間のデスクワークでも腰への負担が軽減されます。また、両足をしっかりと床につけ、膝が90度に曲がるように調整することで、骨盤が安定しやすくなります。
さらに、歩行時もニュートラルポジションを保つことが重要です。歩くときは、胸を張り、背筋を伸ばし、腰から足を踏み出すように意識します。これにより、腰の過剰な反りを防ぎ、背骨への負担が軽減されます。特に、ヒールの高い靴を履く場合は、骨盤が前傾しやすいため、より意識することが必要です。
日常生活での姿勢を意識することで、ニュートラルポジションが自然と身につきます。ピラティスで学んだ正しい姿勢を、立つ、座る、歩くといった動作に取り入れることで、腰痛や肩こりの予防にもつながります。日々の小さな意識の積み重ねが、大きな改善へとつながるのです。
反り腰を改善するためには、筋力トレーニングだけでなく、柔軟性を高めるストレッチも重要です。特に、反り腰の原因となる腸腰筋や大腿四頭筋、ハムストリングスなどの筋肉をしっかりと伸ばすことで、骨盤の前傾を防ぎ、自然な姿勢を取り戻しやすくなります。
まず、反り腰改善に有効なストレッチとして「腸腰筋ストレッチ」があります。腸腰筋は骨盤を前に引っ張る筋肉で、硬くなると反り腰の原因になります。腸腰筋ストレッチのやり方は、片膝を床につけ、反対の足を前に出します。後ろに引いた膝を床につけたまま、骨盤を前方に押し出すようにして伸ばします。腰が反らないように注意し、骨盤を少し後傾させるとより効果的です。20秒ほどキープしたら、反対側も同様に行います。
次に、「大腿四頭筋ストレッチ」も効果的です。立った状態で片方の足を後ろに曲げ、足首を手で掴みます。このとき、膝が前に出ないよう注意し、骨盤を前に突き出さないよう意識します。背筋を伸ばしながら膝を後ろに引くことで、太ももの前側がしっかりと伸びます。これにより、骨盤の前傾を防ぐサポートになります。
さらに、「ハムストリングスのストレッチ」も欠かせません。ハムストリングスは太ももの裏にある筋肉で、硬くなると骨盤の位置が不安定になります。座った状態で片足を伸ばし、反対の膝を曲げて足を内側に引き寄せます。伸ばした足に向かって体を前に倒し、20秒ほどキープします。無理に曲げようとせず、自然な呼吸でゆっくり伸ばすのがポイントです。
これらのストレッチを日常的に取り入れることで、筋肉の柔軟性が高まり、骨盤の前傾を防ぐことができます。反り腰を改善するには、筋力と柔軟性の両方が必要です。ピラティスのエクササイズと併せて、ストレッチを行うことで、さらに効果的に姿勢改善が期待できます。日々の習慣として取り入れることで、腰痛の予防にもつながるでしょう。
ニュートラルポジションは骨盤と背骨が自然な位置にある安定した姿勢である
仰向けでのニュートラルでは、腰と床の間に手のひら一枚分の隙間が目安
立位のニュートラルポジションでは耳、肩、腰、膝、足首が一直線に並ぶ
骨盤のニュートラルポジションは体のバランスと姿勢を整えるために重要
反り腰は骨盤が前傾し、腰椎が過度に反っている状態を指す
ピラティスはインナーマッスルを強化し、骨盤の位置を整えるのに有効
インプリントポジションは腰椎を床に沈め、腰の負担を軽減するポジション
ニュートラルポジション中に反り腰になる原因は筋力のアンバランスにある
ペルビックカールは骨盤の動きを整える効果的なエクササイズである
日常生活での立位や座位でもニュートラルポジションを意識する必要がある
腸腰筋や大腿四頭筋の硬さは反り腰の原因になる
ストレッチで筋肉の柔軟性を高めることで反り腰の改善が加速する
プランクやヒップロールは体幹強化と姿勢改善に効果的である
長時間のデスクワークは骨盤を後傾させる原因となる
ピラティスを継続することで、反り腰のない自然な姿勢が身につく
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